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【実体験ブログ】早期退職を決めた後の不安と向き合った2ヶ月間

早期退職の決断

早期退職を決めた瞬間は、「自由になれる」「これから好きなように生きられる」といった前向きな気持ちが大きいものです。しかしその裏には、お金、孤独、自分の存在価値──さまざまな“見えない不安”がひっそりとつきまといます。
本記事では、50代で早期退職を選んだ私が、有給消化の2ヶ月間で向き合った葛藤や心の揺れを、リアルに綴りました。いま、同じように「これでよかったのか?」と悩んでいるあなたに、少しでもヒントや安心を届けられたらと思います。

▶ まだ「なぜ早期退職を決断したのか?」を読んでいない方はこちら
50代で早期退職を決めたリアルな理由とは?

目次

はじめに:早期退職を決めた直後に押し寄せた“見えない不安”


「早期退職します」

その一言を上司に伝えたのは、ある午後。
退職願を提出し、手続きを終えた瞬間、ふっと肩の力が抜けたのを覚えています。
ようやく終わった──そう思った矢先、その夜、自宅のソファに腰を下ろしたとき、突然襲ってきたのは言葉にできない“ざわつき”でした。

「あれ、本当にこれでよかったのか……?」

期待だけでは乗り切れない。
これまで会社という“守られた場所”で生きてきた私にとって、「辞めたあとの日々」は、見通しが効かない霧の中でした。

橋本ぎゃんた

「これで肩の荷が下りたはずなのに…」
心の奥底では、静かに不安が膨らんでいました。


期待と不安が交錯する「退職後のイメージ」

期待と不安が交錯する退職後のイメージ

会社に縛られないとは、どういうことか?

正直、会社にいる間は「辞めたら自由になれる」と信じていました。

  • 朝、満員電車に乗らなくていい
  • 上司の顔色をうかがわなくていい
  • 意味のない会議で1日が潰れない
  • 売上や進捗の数字に振り回されない

そう思うだけで、どこか気持ちが軽くなったのも事実です。

自分の時間が、自分のものになるという贅沢

退職後にやってみたいことを、ノートに書き出してみました。

  • 平日の朝、カフェで読書する
  • 妻と一緒にゆっくり朝食を取る
  • 放置していた資産運用を見直す

どれも派手な夢ではないけれど、「これは全部、自分の意思で決められることだ」と思うと、それだけで嬉しくなりました。


具体的に感じた3つの不安とその正体

具体的に感じた3つの不安とその正体

1. お金の不安:「これで本当にやっていけるのか?」

退職金と貯蓄、それに少しの投資。
シミュレーション上は「なんとかなる」ラインでした。
けれど、毎日ニュースで目にする「物価高」「年金制度の揺らぎ」「医療費負担増」……。

「本当にこれで足りるのか?」
「10年後、20年後、自分や家族に“もしも”があったら?」

会社という収入源を手放した今、ひとつの想定外が“崩壊の引き金”になりうる、そんなプレッシャーが常に頭の片隅にありました。

橋本ぎゃんた

計算上は問題ないのに、不安だけがじわじわと広がってくるんですよね…。

2. 孤独の不安:「誰にも必要とされない感覚」

退職するまでは、毎日20人の部下と会話をしていました。
雑談、相談、報告、愚痴──常に誰かと接していたから、自分の存在意義を感じられたのだと思います。

それが一転、朝から晩まで誰とも話さない日が増え始めました。
誰からも連絡が来ないスマホを見つめていると、「自分って、もう社会から切り離された存在なのかな」と思う瞬間があります。

橋本ぎゃんた

誰かと話すだけで「今日も自分はここにいる」って感じてたんだなって気づきました。

3. 自分の価値を見失う不安:「社会から降りた」ような感覚

平日の昼間、ベランダでコーヒーを飲みながら街を見下ろすと、スーツ姿の人たちが駅へと急いでいます。

「自分も、あの中にいたんだよな」
「今の自分って、ただの“何者でもない人”なんじゃないか?」

この感覚は、言葉にするのが難しいけれど、“存在の根っこ”にかかわる不安でした。


有給消化中に見えた“レールの外側”の風景

有給消化中に見えたレールの外側の風景

朝の景色が変わった

毎朝同じ電車に乗っていた頃は見過ごしていた風景が、今はやけに鮮明に見えます。
ベランダに出て、コーヒー片手に朝の街を眺める。
目の前の通勤ラッシュに巻き込まれていない自分に、少し“取り残された”ような、でも“解き放たれた”ような不思議な感覚がありました。

手放した安心感、手に入れた不確かさ

時間はたっぷりある。
でも、その時間をどう使えばいいか分からない。
本棚から小説を取り出し、読み切っても、心から満たされた実感はなかなか得られませんでした。

「この自由は、自分の選択だったよな…?」

ふとした瞬間に、そんな自問が湧いてきます。


心の支えになった、妻との会話

心の支えになった妻との会話

ある夜、妻に言われた言葉が、今でも心に残っています。

妻:「今日、一日どうだった?」
私:「ぼーっとしてたかな。でもそれが怖いような、嬉しいような…」
妻:「それでいいと思うよ。今はぼーっとする時間も必要なんだと思う」

私はつい、「社会から降りてしまったような気がする」とつぶやきました。
すると妻はこう返しました。

妻:「じゃあさ、“降りた”ぶんだけ、自分で“どこへ向かうか”決められるってことじゃない?

──そうか、退職は“終わり”じゃないんだ。
自分の人生のハンドルを、ようやく自分の手で握っただけなんだ。

橋本ぎゃんた

妻の一言がなければ、ずっと“降りた自分”を責め続けていたかもしれません。


おわりに:不安と共に歩き始める、それが早期退職の現実

不安と共に歩き始めるそれが早期退職の現実


「早期退職を決めたら、それでスッキリする」
──そう思っていた自分がいました。

でも実際は、そこから始まった“見えない不安”と向き合う日々こそが、本当のスタートでした。

期待もある、不安もある。
だけど、その両方があるからこそ、私の「これから」は豊かになっていく気がしています。

もし、あなたもいま同じように迷っているなら、伝えたいことがあります。

不安があるのは、真剣に人生を見つめている証拠です。
自由を選んだあなたには、それを形にする力がきっとある。

橋本ぎゃんた

不安を抱えながら歩くのは、けっして弱いからじゃない。
“自分の人生をちゃんと生きようとしてる”証なんですよ。

よくある質問|早期退職を決めた後に感じた不安について

早期退職を決めた後、本当にこれで良かったのかと不安になりませんでしたか?

なりました。退職届を出した夜、自宅で「これで本当に良かったのか?」と何度も自問しました。期待と自由の裏に、不安は確実に存在します。ただ、その不安も含めて「人生の選択」として受け入れる覚悟が必要だと感じました。

有給消化中はどんな気持ちで過ごしていましたか?

一言で言えば「モラトリアム」でした。時間はあるのに、どこか落ち着かない。自由なはずなのに心が浮かない。でも、それが正常なんだと後から思いました。急に“レール”を外れたのですから、戸惑うのは当然です。

孤独になったり、社会から取り残された感覚はありましたか?

正直に言うと、ありました。出勤の時間にスーツ姿の人たちを眺めると、自分だけが取り残されたような気がしたのも事実です。でも、その孤独感も含めて「これからは自分の足で歩いていくんだ」という再出発の感覚でもありました。

📌 早期退職を考えるなら、制度の確認も忘れずに

💬 退職金や年金、健康保険のことは、実際に退職後の生活に直結する大切な要素です。
💡 不安を減らすためにも、下記の信頼できる公的情報を活用してみてください。

次回は、早期退職後の「自分らしい時間の使い方」について、私の実体験をもとにお話ししようと思います。

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