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【実体験ブログ】心が折れて会社を辞めた50代管理職

早期退職の決断

「心が折れそう…」「もう限界かもしれない…」
そんな思いを胸に仕事を続けていた50代管理職だった私が、最終的に退職を選ぶまでの日々を、ありのままに綴りました。誰にも言えない弱音、心の叫び、そして退職を決めた瞬間のリアルな気持ち──。
もし今、あなたが「このままでいいのか」と迷っているなら、きっと何かが届くはずです。

目次

はじめに:心が折れかけていたあの頃

あのときの私は、すでに限界の一歩手前でした。
朝起きた瞬間から胃が重い。鏡の前の自分の顔色が日に日に悪くなっていくのが分かる。
「ちゃんとしなきゃ、みんなをまとめなきゃ」と自分を叱咤するけれど、気持ちがどんどんついてこない。
夜は何度も目が覚め、夢の中でも会社のトラブル対応をしていました。
──それでも、誰にも「もうつらい」と言えませんでした。

橋本ぎゃんた

「毎朝、玄関のドアを開けるだけで心が重かった…もうダメかも、とずっと思っていました。」


本社と現場の板挟み──管理職の“潤滑油”は地獄だった

本社と現場の板挟み

本社からの電話が鳴るたびに、心臓がギュッと縮こまる感覚。
「今月の数字、大丈夫だよな?」「現場のミス、きちんと報告しろよ」
そう言われるたび、胃の中がヒリヒリと痛み出す。

一方で、現場では「本社の言うことなんて現実を分かっていない」と不満が渦巻いている。
現場のベテランたちが集まってヒソヒソと話していると、どうしても「自分の悪口じゃないか」と疑ってしまう。

管理職になったときは「頼りにされる存在」になれると思っていた。
だけど実際は、本社にも現場にも気を遣い続け、
“潤滑油”どころか「どちらからも煙たがられる板挟み役」になってしまっていた。

橋本ぎゃんた

「現場と本社、どちらの言い分も分かる。でも、自分の味方はいないような気がして…。」


現場からの反発と信頼喪失──孤立する心

現場からの反発と信頼喪失

自分なりに現場の声を上に伝え、みんなのために動いてきたつもりだった。
だけど、トップダウンの指示を伝えるたびに、
「結局、会社の犬かよ」
「上の言いなりか」

そんな視線が自分に突き刺さる。

昼休みの食堂でも、気づけば一人で弁当を食べていることが増えた。
話しかけようと思っても、相手がそっけないと、
「ああ、もう自分は現場の一員じゃないんだ」と痛感する。

心がどんどん孤立していく。その寂しさを誰にも打ち明けられなかった。


上層部の理不尽な圧力──限界を超えた瞬間

ある朝、出社前の駅のホームで、
「今日はちゃんとやれるだろうか」と手が震えていた。
そんなとき、上司からの着信。
「お前、なんで現場まとめられないんだよ。管理職だろ?」
電話口で投げつけられたその言葉に、膝が抜けるほどショックを受けた。

その日から夜も眠れず、頭の中で上司の声がぐるぐると鳴り続けた。
気がつけば、家に帰るとすぐソファで動けなくなり、
「自分はもうダメかもしれない」と本気で思うようになった。

橋本ぎゃんた

「あの日は、本当に駅で立ちすくんで動けなくなりました。『もう無理だ』って、心が叫んでたんです。」


医師の診断と休職──壊れかけた心に気づいた日

医師の診断と休職

どうにも体調が戻らず、意を決して心療内科を受診した。
問診票を書く手が震え、「本当にこんなことで病院に来ていいのか」と自分を責める気持ちすらあった。

診察室で「限界まで頑張りすぎましたね」と言われたとき、
胸の奥に貼りついていた重石が、少しだけ落ちた気がした。

布団の中で「自分はもう社会に戻れないんじゃないか」と涙がこぼれる夜もあった。
でも、ようやく「会社を離れる」という選択肢を現実として考えられるようになった。


「退職」か「会社にしがみつく」か──決断までの葛藤

心はもう「会社には戻れない」と訴えていた。
けれど、「家族のために続けるべきか」「もう少しだけ頑張れるのでは」と何度も自問自答。

ある夜、妻がぽつりと
「あなたが笑わなくなったのは、ここ数年で初めてだよ」
と言った。
その言葉を聞いて、「心と体を犠牲にしてまで頑張る意味は本当にあるのか」と
心の奥で何かが静かに切れた。

妻の「もう十分頑張ったよ」という言葉に涙があふれた。
自分を守るために、退職するしかないとやっと決断できた。

橋本ぎゃんた

「あのとき、妻の“もう笑わなくなった”の一言が決め手でした。自分の人生、やっぱり大事にしたいって…。」


退職後に感じた不安と変化──“心を守る”ことの大切さ

退職後に感じた不安と変化

退職届を出したときは、まるで「自分が負けた」ような気持ちでいっぱいだった。
会社のIDカードや社員証を返却し、
帰り道の空がやけに広く、冷たく感じたのを今も覚えている。

でも、不思議と心は少しだけ軽くなっていた。
毎朝、目覚ましの音を気にせず起き、誰にも気を遣わず自分のペースで朝食をとる。
「自分の人生をやっと自分のものにできたのかもしれない」と、少しずつ感じ始めた。

今でも「これで良かったのか?」と迷うことはある。
でも、「自分の心と体を守ること」こそ、これからは一番大切にしたいと、
本気で思っている。

橋本ぎゃんた

「いまも迷うことはあるけど、“自分の心を守る”って、こんなに大事だったんだと本当に思います。」


おわりに:心が折れる前に考えてほしいこと

心が折れる前に考えてほしいこと

もし今、朝がつらい、仕事が苦しいと感じているなら、
限界まで頑張らなくていい。
「心が折れる前に休む」ことは、決して甘えじゃありません。

退職という選択肢は、あなたの人生を取り戻す一歩です。
この体験が、同じように苦しむ誰かの背中を、そっと押すことができたなら幸いです。

心が折れそうなとき、どうやって毎日を乗り越えていましたか?

正直、毎朝「会社に行きたくない」と思いながらも、ただ「今日だけ乗り切ろう」と自分に言い聞かせていました。小さなルーティン(コーヒーを飲む、駅までゆっくり歩くなど)で気を紛らわせるのが精一杯でした。

退職を決めるまでにどんな葛藤がありましたか?

「ここで辞めたら負けなんじゃないか」「家族や同僚に迷惑がかかるかも」と何度も迷いました。でも最終的には、「これ以上自分を壊したくない」という気持ちが勝ちました。

会社を辞めたあと、後悔や不安はありませんでしたか?

退職後しばらくは、「本当にこれでよかったのか?」と不安になることもありました。でも、少しずつ「自分の心を守る選択ができた」と思えるようになり、今では後悔はありません。

同じように「心が折れそう」と感じている人へ、伝えたいことは?

限界まで我慢しないでください。「退職」は決して逃げではなく、自分の人生を守るための大切な選択肢です。あなたの心の声を大切にしてほしいです。

▶ 「退職後、どんなふうに過ごしているのか?」はこちらの記事で詳しく紹介しています
【実体験ブログ】退職後3ヶ月──自由のはずが不安で揺れた「過ごし方」と心の変化

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